こんにゃく麺とは、糸こんにゃくより太く、麺の形をしたこんにゃくです。ひとつひとつ丁寧に手づくりしています。原材料は、国産のこんにゃく芋と、西土佐産の樫の木の灰汁のみを使用しています。
四万十川で最も美しい支流と言われる黒尊川。そのほとりでこのこんにゃく麺は作られています。製造者の弘井さん自らチェーンソーを持って、樫の木を山から切り出します。そしてその樫の木を軽トラックで自宅に運んだあと、特製の炉の中へ樫の木を入れ、燃やして灰を作ります。さらにその灰から木灰汁(もくあく)を作るため、これまた特製の灰汁の上澄液を取るための装置へいれます。木灰汁は、こんにゃくの凝固剤となるため、pHもしっかりはかります。
加工場の内装や器具もほぼ手づくり。噛み応えのある麺の太さにしたかった為、麺の形にしぼり出す器具は、何度も何度も作っては試してやっと納得のいく太さになったそうです。
こんにゃくを作りはじめたきっかけは、弘井さんのお母さまだそうです。昔、弘井さんのお母さまが、日常的に食卓で出すおかずとしてこんにゃくを手づくりしており、その味や固さ、作り方を引き継ごうと、お母さまが目分量でつくっていた分量を、すべてふたりで数値化したのがはじまりだそうです。何回作ってもおなじ味、固さにしたかったそうで、何度も何度もはかり直したのだとか。そのレシピをもとに弘井さんのオリジナルで開発したのが、「こんにゃく麺」というわけです。
こんにゃく麺は糸こんにゃくとは違い、麺の大きさは太めで、噛むとぷりっとした独特の歯ごたえがあります。麺つゆで食べたり、寒い日には鍋やすき焼きにいれると美味しいです。原材料はこんにゃく芋と灰汁だけですので、パスタやラーメン、うどんの代わりとして食事制限をされている方にもおすすめです。
麺つゆでこんにゃく麺
1.鍋に湯を沸かします。
2.袋の封を切り、こんにゃくをざる等にあけ、水けを切ります。
3.沸騰したお湯に、こんにゃく麺を入れ、10秒間さっとゆでます。
4.お湯を切り、お皿に盛りつけます。
5.麺つゆにネギ、生姜などお好みの薬味を入れ、お召し上がりください。
その他、ポン酢、ゴマだれなどでもおいしくお召し上がりいただけます。
パスタの変わりにこんにゃく麺を使用すると、ヘルシーにお召し上がりいただけます。食事制限をされている方にもおすすめです。
名称 | こんにゃく麺 |
原材料名 | こんにゃく芋(国産)、木灰汁 |
内容量 | 180g |
保存方法 | 要冷蔵 |
賞味期限 |
製造より30日 |
製造者 |
くろそん川の減脂人 |
屋号である「くろそん川の減脂人(げんしじん)」の由来は、こんにゃくでヘルシーに(減る脂肪)という意味と、まるで原始人が住むような山奥で製造しているから、だそうです。